2013 年度講演会
『〈書くこと〉の病――ラカン、ドゥルーズ、ルイス・キャロル』 講演者:松本卓也 芸術的な創造行為がどのように行われるかを精神医学・精神分析の知見を用いて論じる病跡学という学問があります。 そこでは、プラトン以来の伝統として、創造行為は狂気/真理の顕現として、...
開催場所:早稲田大学戸山キャンパス33号館16階第10会議室
出版オルタナティヴの実践
早稲田大学現代文学会では隔年で講演会を開催しています。このたび、文学ムック『たべるのがおそい』編集長である西崎憲さんをお招きすることになりました。芥川賞ノミネート作品を輩出して注目を浴びた本誌について、これまでの編集経験などを交え、「出版オルタナティヴ」という観点から語っていただきます。会場では、『たべるのがおそい』の販売や、当会の機関誌の頒布などを予定しています。
西崎憲(にしざき けん)
翻訳家、作家、日本翻訳大賞選考委員、文学ムック『たべるのがおそい』編集長。訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』(ちくま文庫)、『第二の銃声』バークリー(創元推理文庫)など。編纂・共訳に『短篇小説日和』『怪奇小説日和』(ちくま文庫)など。共訳書に『ピース』ウルフ(国書刊行会)など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』(東京創元社)、『蕃東国年代記』(新潮社)、『ゆみに町ガイドブック』(河出書房新社)『飛行士と東京の雨の森』(筑摩書房)など。現在電子書籍のレーベル〈惑星と口笛ブックス〉を準備中。音楽家でもある。
早稲田大学文学学術院文芸・ジャーナリズム論系 松永美穂先生